パイプカットについて

避妊手術とは

注意事項

• 1.母体保護法による避妊手術ですので、原則として以下の条件、同意書が必要となります。
  ・結婚していること
  ・お子様が2人以上いること
  ・配偶者(奥様)の同意があること
• 2.一度切断した精管をつなぎなおす再生手術は非常に困難で、成功率も極めて低いため、(当院ではできません)、配偶者(奥様)と十分に話し合ったうえで、決断してください。
• 3.まれに切断、結紮された精管が再開通することがあります。
• 4.術後も末梢の精管内に精子が残存しているため、10～20回以上射精していただき、1ヶ月くらいたってから精液検査をし、残存精子がないことを確認します。精液検査で精子がないとを確認するまで、必ず避妊してください。

手術方法と合併症

局所麻酔下に陰嚢の皮膚を約1cm切開し、精管をつまみだし、結紮、切断します。
皮膚は1-2針縫合します。この操作を左右両側にします。麻酔時間を含め、手術時間は30分～40分程度です。術後、創部感染、出血、副睾丸炎、術後精管再開通の可能性があります。

術後の注意事項

• 1.手術当日は、激しい運動や自転車などは控えてください。肉体労働でなければ、当日からお仕事は可能です。
• 2.創部に異常がなければ翌日からシャワーは可能です。
• 3.術後1週間はアルコールは控えてください。
• 4.術後約1ヶ月後に精液検査をし、精子がないことを確認しますが、もし、精子が残存していれば、精子がなくなるまで、1か月ごとに精液検査を続けます。
• 5.何か異常に気付かれましたら、ご連絡またはご来院ください。

手術費用

【初診時】

【手術日以降】